祈りを捧げること

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Rainbow over Norwegian Countryside

祈りとはいったい何なのでしょうか?

それは「自分は何のために生きるのか?」という問いかけの”答え”でもあります。

祈りとは希望であり「自分の信じるものに、全身全霊を集中すること」です。

それは「自分にとって一番重要なことに、身も心も捧げて、情熱を注ぐこと」に他ならないのです。

 

祈りと悩みは背中合わせの表裏一体です。

祈りと悩みは性質的には似ていますが、

行き着く先はまったく正反対です。

祈りと悩みとでは、

意識の焦点の向いている方角が真逆だからです。

 

映画「パーフェクト・ワールド」の車に乗っているシーンで、

こんなセリフがあります。

「坊主、タイムマシーンに乗ったことがあるか?

これがそうだ、

後ろが過去で前が未来。

早く未来に行きたかったら、こうやってアクセルをふかす、

ブレーキを踏めば現在。

そしてギアをバックに入れれば過去へ」

 

つまり、わたしたちは、

前向きな悩みのことを「祈り」と呼ぶべきなのであり、

後ろ向きな祈りのことを「悩み」と呼ぶべきなのです。

 

祈りとは、プラスの指向性を帯びている思考なので、

自動的に創造的でポジティブなプラスのエネルギーをどんどん生み出していきます。

悩みとは、マイナスの指向性を帯びている思考なので、

自動的に破壊的でネガティブなマイナスのエネルギーをどんどん生み出していきます。

 

祈りの根底にあるのは変化への革命的な希望です。

突破口、活路、出口を求め、

解決の糸口を見いだそうとすること、

自らの成長と進化を促進しようとすること、です。

 

悩みの根底にあるのは停滞であり、

変化することへの拒みと怖れ、

硬直化した絶望、そして自己憐憫です。

 

祈りには行き着く先の「答え」が必要ありますが、

悩みには行き着く先の「答え」が必要ないのです。

逆説的な言い方をすると、

「(行き着く先の答えを求めて)本気で悩むならば、それは祈りにも通じる」ともいえるのです。

 

祈りのエネルギーは自分の殻の外部に向かって放出され、解放されます。

悩みのエネルギーは自分の殻の内側に滞留して、蓄積します。

 

流れのある水は澄みます。

流れのない水は濁ります。

祈りとは、水の流れと同じようなものです。

 

ある発明家は言いました。

「私は失望などしない。

失敗こそ、新たな一歩となるからだ。」

(Thomas A. Edison)

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コメント

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    • 投稿日 (Posted on):

    明るい未来を意識的に思考しよう

    いつもうまくいかない人は、「僕は初心者なのでうまく行きません」「きっと失敗するだろう」ということを言葉で発していたり思考しています。この思考は日々の習慣として無意識のうちにネガティブなことを考えていってしまうのですが、つい悪いことを考えてしまうその前に、「自分はどんな結果を手に入れたいのか?」「自分はどんな人間になりたいのか?」を考えてみて欲しいのです。行動できない人は意図的に自分が失敗するという前提を作り上げてしまいます。ですからその通りの人間になってしまいますし、ネガティブなことを話せば話すほどなぜかネガティブな人間が周りに集まってしまいます。これはポジティブな考えの人と波長が合わないので、お互いが避けるようになり始めていくのです。ですからポジティブな人はネガティブな人と一緒にいようとしませんしネガティブな人もポジティブな人と一緒にいると居心地が悪くなり避けるようになっていくのです。その結果どうなるのかというと、ネガティブな人はネガティブな思考を持った人ばかりが集まりますから余計にネガティブな思考パターンが癖付いて行きます。ネガティブな思考パターンの塊になっていくので四六時中ネガティブなことばかり考えたり発言するようになっていきます。そうなるとだんだん負のパワーの側面ばかりが大きくなり、ストレスが増大して精神的におかしくなってきたり周りからも避けられるようになります。というふうにだんだんと大きな問題になっていっちゃうのです。ですからネガティブなことを話せば話すほど自分にその反動が来るのです。これは不思議な話でも怪しい話でもなくて本当にそうなってしまいます。自分の脳の方向性次第で得られる結果も未来も捉え方もなにもかも変わってしまう。アフィリエイトでも結果が出せない人は、すぐに愚痴や不平不満を言ったり自分ができないのを人のせいにしたり言い訳をするのです。これは悪い未来を自分で決めつけてしまっている証拠ですからそうなってしまうのは当たり前なのです。私は数千人の人をこれまで教えてきた経験からも、明らかに結果が出る人の思考パターンや発言内容に違いがあるのです。ちょっとした違いですがこれが積もり積もった大きいと思います。なお、私自身もうっかりするとこういった不安を引き寄せるような思考になってしまうことはいまでも多々あります。ちょっとしたことで怒ったりイライラしたりすることもあります、この思考だと本当に自分が損をしてしまいますので気をつけたいと思います。

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    • 投稿日 (Posted on):

    Life can only be understood backwards; but it must be lived fowards.
    Søren Aabye Kierkegaard

    人生は後ろ向きにしか理解できないが、生きるのは前向きでなければならない。
    セーレン・キルケゴール (1813〜1855、デンマークの哲学者、実存主義の創始者)

    振り返りつつ前向きに生きよう
    自分の人生を理解するには過去を振り返る必要があります。しかし、過去ばかりを見ながら後ずさりするように生きると、何かに躓いてしまうでしょう。振り返って自分を知ったなら今度は前(未来)を見て生きなければならないのです。

  1. 2012年 11月 14日
  2. 2012年 11月 15日
  3. 2012年 11月 22日
  4. 2013年 4月 29日

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