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愛するということ

愛するとは、他者を自分の生命と同じものとして扱うことです。
つまり愛するとは、そこに自分勝手な満足(自己満足)が先行してはならないのです。
つまり愛するとは、そこに他者に対する願望(要求、束縛、見返り、条件)が先行してはならないのです。
他者が自分の生命と同じであるならば、自分の生命と同じように接することです。
「一番たいせつなのはこれです。
「イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ」
次にこれです。
「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」
この二つより大事な命令は、他にありません。」
神を愛するとは、祈りと同じことであり、それは
すなわち「信じること」であることがわかります。
神と友に、神と共に歩むことの大切さがここにあります。
隣人を愛するのは、私たちが神の義の右手であるからであり、
神の愛を届けることができるのもまた私たち人間であるからに他なりません。
神への愛を知る時こそ、人を愛するということの本当の意味を知る時なのです。
1979年11月公開のアメリカ映画『ローズ』の主題歌である「ローズ」(原題:The Rose)は、
ジャニス・ジョプリンをモデルにした主人公を演じてアカデミー賞にノミネートされた
ベット・ミドラー(Bette Midler)が歌う曲です。
日本では「愛は花、君はその種子」という曲名のカヴァー曲があり、
スタジオジブリ作品「おもひでぽろぽろ」(1991年)の主題歌(都はるみさん)として使われています。
The Rose ~ローズ~ の歌詞
Some say love, it is a river
That drowns the tender reed.
Some say love, it is a razor
That leaves your soul to bleed.
Some say love, it is a hunger,
An endless aching need.
I say love, it is a flower,
And you its only seed.
It’s the heart afraid of breaking
That never learns to dance.
It’s the dream afraid of waking
That never takes the chance.
It’s the one who won’t be taken,
Who cannot seem to give,
And the soul afraid of dyin’
That never learns to live.
When the night has been too lonely
And the road has been too long,
And you think that love is only
For the lucky and the strong,
Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun’s love
In the spring becomes the rose.
(以下、筆者による和訳)
愛は”川”だ、という人がいる
まだ若く柔らかい葦(アシ)を溺れさせてしまう、川の流れのようだと
愛は剃刀(カミソリ)のような鋭い”刃”だ、という人がいる
熱情を切り裂き、血を流させる、そんな刃のようだと
愛は”飢え”だ、という人がいる
貪り欲しがるばかりで永遠に満たされることのない、痛みのような飢えだと
私にいわせれば
愛は”花”よ
そして
あなたは
その花の種子なの
失敗や挫折を怖れる心のままでは
いつまでも踊れるようになんてなれっこない
目覚めを怖れる夢の中に閉じこもっていては
決してチャンスをつかむことなんてできない
頑なに奪われまいとするのは
何も与えられない人
死を怖れる心では
決して生きる意味を知ることなんてできない
孤独の夜が果てしなく
道筋がどこまでも遠くて
愛とは
運が良くて
強さに恵まれた人にだけ
訪れるものだと
降り注ぐものだと
思うことがあるかもしれない
でもね
そんなときには思い出して
冬の地面
重く冷たく
降り積もった雪の遥か下
眠る花の種子は
あたたかな陽光を受けて
いつか春に萌える
薔薇の花になるんだってことを
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