無い物ねだりの願い事

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今、何か、私たちが望んでいるものがあるとします。

それは、

「欲しいもの」でしょうか?

それとも

「必要なもの」でしょうか?

それがもし「必要なもの」なのであれば、

それらはもう既に、すべてが与えられているはずです。

神は、その人にとって絶対に必要なものを与えます。

私たちが欲しがるものではなく、必要なものを与えるのです。

 

祈りとは、欲望をぶつけたり、無い物ねだりをすることではありません。

自分に与えられた全てのエネルギーを集中して、

それを他者に与え、捧げることです。

 

自分にないものに執着すれば、それは満たされることのない状態、依存になります。

無い物を他者に与えることはできません。分け合うこともできません。

依存からは、いつしか奪い合い、そして他者への攻撃が行われるようになるでしょう。

それは創造的ではなく、破壊的な状態であり、

相手を傷つけることはあっても何も生み出しはしません。

その状態のままでは、いつまで経っても誰も幸福になることはできないのです。

 

無い物ねだりは、ガラクタ集めと一緒です。

自分に与えられたものに集中することが大切です。

それは感謝することを意味します。

 

「持っている者は、さらに与えられる。しかし、

持たざる者から、その持っていないものまで奪われてしまうだろう」

 

持っているものに目を向け、耳をすませ、意識を向け、それを素直に感じ取ることができたとき、

自分にはもうすでにとても多くのものが与えられていることに気付くことができるからです。

 

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  1. 2012年 11月 23日
  2. 2013年 4月 17日

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