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能力の使い途

自分の心を満たそうとすることは自己満足→自満(=自慢)ということができます。
自慢というのは、自慢する行為自体によって満足できるものではなく、
他者の反応を見て、感じて、それによって自分が満足することです。
無人島のように他に誰もいない場所では、自慢する意味すらないわけです。
自慢することよりも
「自分に与えられた能力を他者に如何に還元できるか?」
「他者の心を如何に幸福な気持ちで満たすことができるか?」
に心を傾けたいものです。
それが与えることの本質に繋がるのです。
情熱を注ぐこととは集中であり、集中が継続と積み重ねによって結晶化を生み出します。
価値あるものはすべて情熱の結晶化したものであり、それは祈りに通じるものです。
能ある鷹は爪を隠す、といわれますが、
「爪」をどんな目的で、何のために使うことができるか?
そこに、その人が持つ本当の「能」(=能力・頭脳)の使い途が隠されているのです。
よく巷で、長所を伸ばすべきか、短所を克服すべきか、という議論がありますが、
「長所を活用して、弱点をカバーリングする」ことがベストです。
(そもそもまず始めに”短所”というマイナス視点の考え方から離脱する必要があるのですが・・・)
相対的な比較の上に成り立つ視点では”短所”を消し去ることはできません。
しかし”長所”を活かすことができれば”弱点”を補完することはできるのです。
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